• 神サイ6話。
  • あーらら、つまんない。つまんなかった。……最後の15分までは。
  • カトちゃんこと大杉蓮さん演ずる加藤教授の恋するおっさんは、おっさんでありながら乙女、しかも初恋をしてしまった乙女なんですが、でもおっさんというか壮年の男性なので人の恋路に対してまるで実の娘の恋を知って憤慨するお父さんのようであり、それでいて初恋の乙女のように相手の気持ちが気になって気になって仕方がないのです。
  • 一流ホテルのロビーにねずみ色のスウェット上下でやってきて自分と相手の恋に右往左往する様はこの上なくみっともないのですが、愛らしくもあり、それでいてものすごーく鬱陶しいのです。ああ、面白い。
  • 昨日驚いたのは武田真治演ずる弟と小林聡美さん演ずる姉の一連の会話の中での弟が姉に対してこんなに喋るなんて3年分ぐらい?みたいなことを言ったところです。
  • え?普通に喋ってたでしょ?そりゃニートで引きこもりだけども、姉以外とも別に普通に会話してたじゃない。何で?
  • お話がどんだけ中だるみしたとしても、主人公であるやす子の心情なり描写がきちんと丁寧に描かれていればとりあえず一本筋が通るのはまぁ、得な造りです。
  • 今回はあと尾美としのり演ずる兄がやす子をある意味利用した辺りがお話としても演技としてもよく出来てるなぁと。