ホテルビーナス


私はチョナンカンことクサナギツヨシのファンなので、
この映画を観に行きました。しかし、正直なところ65点。
事前にLOVE PSYCHEDELICOの今回の映画のテーマ曲の
クリップを観ていたのですが、それで充分というか
それが全てでした。つまるところ4分程度の曲に
合わせたつぎはぎの映像から拾える情報とか雰囲気
以上のものは汲み取れなかったのです。
映像は美しいです。
合わせられた音楽も耳に残ります。
でも中で語られる言葉は薄っぺらで適当で、なのに
説教臭くてやってられません。


あなたはどの部屋で泣きますか。


これはこの映画のコピーです。


私が泣くとしたらそれはこの映画のために込められた
時間であり、関わった人々の努力であり、その涙は
それって無駄だったのかしらという悲しみのせいです。


♪ぼーくらはみんな生きているー
生きーているから歌うんだー♪


手のひらを太陽にという歌があります。
端的にいえば、この曲の歌詞が全て説明してくれている
そういう映画です。
ああ、そういえばつんく♂が出てました。
出るなと。
いちばん萎えたのはそこです。