anan 好きな男嫌いな男


もういいんじゃないのと言われ続けて早幾年。
1位がどうというよりも、他に居ないからという
のもそれはそれで寂しいような。
ていうか、ananてそんなすごいんだろうかっていう
話もきっと散々出てるんでしょうね。
これだけ雑誌があって好みの細分化も進んでいて、
なのに女性の誰も彼もがひとつの雑誌を読んで
いるだなんて思わないし実際読んでないですしね。
しかし、若い女性が読んでいるとされる象徴としての
何かがananにはあると。そういうことになっているの
ですね。
それって奇しくも木村さんのここ何年かの状況にも多分、
似ているところがあるんでしょう。
日本でいちばん恰好良いとされる男、という。
何かこう、もう色身も匂いもなくて研摩されつくしちゃって
綺麗なんだけど、輝いているんだろうけど、そこにもう生の
部分はほとんど残ってないような気がします。
木村さんの魅力のひとつに、驚くほどの生っぽさってのが
あったはずなんですけどね。良くも悪くも嘘がないっていう。


来年、もしあったとしたら12年。干支ひと回り分という
ことで殿堂入りみたいにしてもらえないですかねぇ。
ジーニストみたく。
代替わりのない王様ってのも退屈ですよ。