Zill O'll〜infinite〜

  • ネタバレ満載
  • ゼネテスが目の前で死んでしまうという大変ショッキングな出来事があり、しばらく放置してしまったものを再開。
  • その前に砂漠の国ラドラスの空中都市浮上イベントでエステルが行方不明になったときもしばらくショックで放置してしまった。どうもキャラクターの生死が露骨に出て来ると簡単に飽和状態になってゲームが出来なくなってしまう。
  • エステルは捜しまわったあげく、無事な姿で再会することが出来た。
  • でもゼネテスは駄目だった。
  • ていうか、そもそも私が動かす男主人公でディンガル帝国の片田舎であるテラネで始まった場合、ロストールのレムオンにはその近辺で20回に一度程度という機会ででしか出会えず、好感度も何もあったものではないのに、ゼネテスの生死に関してレムオンとその妹であるティアナが深く関わってくるのは如何なものか。
  • ゼネテスは北斗の拳ケンシロウみたいな見た目で、やってることは遠山の金さんチックなキャラクターで、強いけれどもそれを表には出さずあくまでも飄々とした性格が随所に描写されていて、実に憎めない。
  • 今回も話の展開としては最初は敵対するものの、次の戦争では彼の仲間として自分も参加したりしたので、このようなことになってしまったのは本当に悲しい。
  • それにしてもこのゲームは出てくるキャラクターがほとんど清々しいまでに自分勝手でいっそ面白い。
  • 特にロイとオルフェに関しては仲間にする前にその頬を殴らせろ!音高く!と叫びたくなった(叫ばないけど)
  • 今のところ心を打ったのはアルノートゥンのイオンズとイズヤキルのエピソード。異なる種族同士が戦いを通して抱く憎しみをどう昇華していくのか、という深く切実な問題をきちんと描いている。現実世界でも通用する道徳観念だと思った。
  • あとコーンスは種族としてどうかと思う。好きな人に言い寄って振られたからといってそのひとを殺したり(シェムハザ)、一軍の将でありながらロクな戦略も立てずに軍を指揮し、挙げ句の果てに民族のためといって私利私欲に走ったり(ジラート)、幼馴染みの言うことにまったく耳を貸さずにこちらを殺す勢いで向かってきたり(ナッジ)とこうやって並べていくとまったくもって救いがたい。
  • でもまぁ、何だかんだで後は闇の門の島に乗り込むだけです。
  • ゼネテスが救えなかったので結構投げやり。