じこうけいさつ

  • 2話。曲者ばっかりっていうかむしろ曲者じゃないひとは居ないんじゃない?ってぐらいのクドイキャスト陣で、池脇千鶴さんが演じた犯人は話す語尾にいちいち「ハイ」ってつけるだけで見た目も演技も普通なんですが強い個性を感じました。…いやまぁ、設定年齢を考えるとちょっと無理があるようなとは思うんですけど、もしかしたらそれが狙った部分なのかなあ。
  • 冒頭の新旧ビシバシステムがそこに並んでいるだけでニヤニヤしちゃうようではいけないなとは思うんですけども。
  • 相変わらず必要ないはずのカット割りを多用していて、例えばこれも冒頭近くの麻生久美子ちゃんがテーブルの上のボタンをチョコレートと間違えて風呂から出てきたら食べようと思った、ってシーン。
  • これも別にわざわざバスタオル巻いて出てくる必要はないんですけども、実際はそのシーンは作られてて。
  • でも本編にはまるで関係ないんですよね。
  • こうやってディティールの部分にニヤニヤしちゃうのと合わせて、お話の本質である時効を迎えた事件の扱い方ってのも気になるところ。
  • 明確で鋭い殺意の上で行われた殺人じゃなくて、結果として殺してしまった、という突発的な殺人てことに2話ともしてあります。
  • 無論、そこに殺意がない訳ではなくて、でも、憎悪とかそういった暗く黒い部分が比較的少ないんですね。
  • それが今後どうなっていくのかなあというのに興味があります。