THE有頂天ホテル
- 公開から約3週間経ちまして、1日の映画の日の地方シネコンはそこの最大のスクリーンで7割以上という入りでした。
- 邦画でこれはやはり凄いことだと思います。
- ところで映画なんですが。
- うーんー…。面白かったです。ハイ。
- 75点ぐらい。
- 役所広司さんの嘘の内容と松たか子さんの今後の描写がいずれも私にはピンとこなかったのがどうにも。
- 佐藤浩一さんは脱出してあのホテルを外から見上げているという画面が欲しかったんです。
- あとはあの立派なホテルの広さを映しきれていなかったカメラワークとか。
- お話の凝って造りこまれて入り組んだ感じとカメラワークの平凡で奥行きを感じさせない映し方の落差が激しかったです。
- ホテルの豪華さとか重厚さとか格式の高さをほとんど感じられなかったのも残念でした。
- あー、ここまで書いて思ったんですけどつまり、三谷さんは自分の言葉で構築したもの以外はあんまり信じてないっていうか目に入ってないのかもしれません。
- 目に入ってないっていうか、撮影をする上で計算の中に入っていないのかもなと。