僕の歩く道

  • 例えば、自転車をこいで進んで自分という存在を切り取るようにして流れる景色があるように、同じ毎日は同じでありながら違うものである、ということをとても丁寧に描写したドラマなんだなあと。
  • 輝明さんというひとのノートに刻まれる言葉や感覚が受けたまま、感じたままであるのなら毎日は何とまぶしく新しく、そうして痛いものであることか。
  • 誰かのことを自分を中心として捉えるのではなく、生きるこの世界の中に等分に配置された存在であると実感出来て、そのように動けるようになったならきっと、もっと、優しく穏やかにそうしてしなやかに世界を見られるような気がします。
  • ……とか言いつつ、輝明さんが厳しい目にあうといちいちツラくなってしまうのでテレビの音量を心持ちちいさくして、ちょっと距離を取って眺めている自分が居ます。いくじなし。