Rahmens presents Golden Balls Live@新神戸オリエンタル劇場

  • ネタバレ大いに有り。
  • Q列 20番
  • いつものラーメンズふたりではなく、小林賢太郎プロデュース公演に参加した経験のある3人を加えた計5名でのコント公演。
  • 本公演との大きな違いは、セットや衣装がそれぞれの題目に合わせたものになっているところ。いつもの公演ならもっとシンプルに見立てでやるところもきちんとそれ用のものを用意してあった。しかし別に違和感はない。
  • コントの内容はバカを大真面目にやろうということだったようだ。小林さんの発想を見せるものにまで昇華させる能力は相変わらずとても高い。でもその発想そのものが馬鹿馬鹿しいってのがポイント。普通は余りに些細だったりくだらなすぎて掘り下げないことをしつこく丁寧に追いかけた結果の面白さなので、実に素晴らしいけれども価値はないに等しい。でも貴い。
  • 内容を説明すればするほどその面白さが減ってしまう。
  • だが敢えて一部説明すると、
  • 『いいのにー部』こうだったらいいのになーという希望や願望を口に出していう組織。その起源は江戸時代にまで遡るらしい。サラリーマンと思しき5人があるビルの建設予定地に集い『だったらいいのにー』で締める会話をしながら実のところ何ら建設的でない会話を繋げていく。
  • 『愚問』中央にひとり、その周りを4人で囲んで、中央のひとりに向かって様々な愚問を投げかけていく。投げかけられた中央のひとりは答えながら向かってくる人間を斬っていく。例『魔女が宅急便を運ぶ映画って何て題』『魔女の宅急便
  • 『チャンス』ある山奥に紛れ込んだ若者が、ふたりの狩りをする男に出会う。どうやらチャンスを掴もうとしているらしいが、そのチャンスは奇妙な生き物で、他にピンチという生き物も居て ─────。
  • 5人それぞれがほぼ均等に出演しており、その役割も均等にあったように思う。
  • シティボーイズに似てしまったのは仕方がないことなんだろうか。
  • でもシティボーイズよりずっと丁寧で真面目な造りだった。
  • ナマならではの面白さは少ないと感じたので一度観ればそれでいい。
  • それにしても!手拭い!飾り用って!手拭いなのに使えないって!どういうことなの1,500円!