STAGE

ラーメンズ第16回公演『TEXT』

新神戸オリエンタル劇場2/20 19時公演 1階 O列31番 言葉の魔術師、いや錬金術師、もしくは言葉の建築家。 多分小林さんはそういう誉め言葉をたくさんもらったんじゃないでしょうか。 でも私が今回の小林さんの作品に何か称号を付けるとしたら 言葉の解体屋…

転世薫風〜テンセイクンプー

嵐というよりは大野さんが気になって数年が経ちます。 プーシリーズ三部作の最後ということできだつよしさんとのタッグも完全に馴染んだ印象。冒頭から派手な殺陣に掛け合いの台詞も多く、また前作のキャラクターを最初に出すことで場の空気を掴んで持ってい…

wat mayhem パンク侍

中之島演劇祭2006 町田康原作作品の舞台化ということで、なーんとなく観る前からイメージはあったのですが、実際もそのイメージに近い部分はありました。町田作品の根底に流れている猥雑さとか善悪の境目の曖昧さとか人間の中にある動物的部分(感覚での判断…

噂の男

9/10 ソワレ 23列38番 シアタードラマシティ 脚本、演出、出演者どれをとっても不足なし文句なし!……って、アレ?でも何か似てない?って思ったら同じPARCOプロデュースの2004年度制作作品である『鈍獣』にとても似ているのでした。いい人がひとりもいないイ…

マンドラゴラの降る沼

5/13(土)13時 恒例シティボーイズ公演 大ヒット!ここ数年で間違いなくいっちばん面白かったです。台詞詰まろうがトチろうが暗転のタイミングがことごとくイマイチだろうがテーブルのグラス倒しちゃって芝居そっちのけで拭きに回ろうが、カチューシャ取れて…

父帰る/屋上の狂人@シアタートラム

4/11 18時 B列15番 観てから二日も経ったんですが、どうにも感想がうまく書けそうにありません。でも、行ったことも観たってことも確かなので何か、何か。…うーんー。 「父帰る」 原作を読んだ段階で輪郭はまあ掴めたんですが、とにかく必要最小限の説明と表…

ファントマ クレオパトラ

シアタードラマシティ9列26番 面白かったです。でも何だか長かった。集中力が途切れそうになりました。お尻も痛かった。つまりハマりこめなかったということかしら。 クレオパトラが愛したとされる皇帝シーザーと軍人アントニウス。今回の作品はそれぞれだ…

ダブリンの鐘つきカビ人間@シアタードラマシティ

20日マチネ12列15番 パルコ版再演。主演の片桐仁さん目当て。初演時にも気にはなったのだけれど行かず終いだったので今回が初見。 ノートルダムの鐘+美女と野獣にナイロン100℃の薔薇と大砲という作品が被る。奇病がまん延する閉鎖された街に住む人々、その中…

幕末蛮風〜バクマツバンプー

チケットが取れずほぼ諦めていたところ幸運にも譲って頂けることになって観に行くことが出来ました。 開演前のSEが嵐の曲で、正直なところ何もそこまで、と思ったのですが、会場を埋めたお客さん方は喜んでらっしゃいました。 新選組という題材は古今東西様…

Rahmens presents Golden Balls Live@新神戸オリエンタル劇場

ネタバレ大いに有り。 Q列 20番 いつものラーメンズふたりではなく、小林賢太郎プロデュース公演に参加した経験のある3人を加えた計5名でのコント公演。 本公演との大きな違いは、セットや衣装がそれぞれの題目に合わせたものになっているところ。いつもの…

真夜中の弥次さん喜多さん@少年王者舘KUDANproject

何かと話題の映画版の公開も間近いこの作品の舞台版を観て来ました。 ……何と言うか、まぁ、完璧でした。 漫画という平面に綴られた物語を三次元に起こし、台詞と行動を繰り返しとやり直しの連続でもって三次元をコマ割したかのような感覚を観客に味わわせ、…

ラーメンズ第15回公演 アリス

小林さんの書くものは一時期頭の中で練られすぎというか、演じられるより前の段階での完成度が高すぎるような気がしていて、実際にふたりが動いてコントロールする部分が少なくなってきていたように感じていたので、でも今回はその度々において変化すること…

Piper スプーキーハウス

12月16日(木)P列4番 面白い脚本。 的確な演出。 芸風の確立された役者。 息の合った芝居。 本当によく出来た舞台でした。文句を言うのに何処かを探るのは失礼でしょう。それぐらい完璧に近いものだったと思います。 新生Piperとして腹筋さんがご出演されて…

三蔵@ファントマ

散漫な文ですみませんと先に。 楽日 17列23番 三蔵法師がお伴に任せるだけでなく自ら妖怪に 手を下しつつ天竺を目指すというお話。会場はシアタードラマシティ。観客の入りは9割。 男女はほぼ同数かあるいは若干女性が多いかな。 小劇団系では珍しく男性の姿…

維新派「キートン」

10月10日初日 G列36番独特かつ効果的な維新派のラップ言葉もごく最小限。 物語は雨の中、どこからかやってきた少年が一件のひなびた 映画館に辿り着いたところから始まる。中には同じような 年頃の少年たちが居て、彼らに誘われるように少年はフィルム の中…

鈍獣

ついにこの日がきました。 個人的に多分今年いちばん心待ちにしていた 芝居です。 神戸公演のマチネです。 帰ってきたら感想を書きたいと思います。 - 9/11 14時開演 G列 20番 宮藤官九郎の脚本はずるい。 物語への求心力を回転によって高めながら 最後の最…

MIDSUMMER CAROL ガマ王子対ザリガニ魔人

7/30 4列 16番 人を人とも思わない傲慢で自分勝手、思い通りにならない ことなんてない人生を歩いてきた老人と、両親と共に乗って いた車の転落事故によりひとり生き残った少女。 しかし、少女は事故で頭を打った影響でその日一日限りの記憶 しか保てないと…

鈍獣

やぁ、チケットが取れない取れない。 一報を知ってからぼんやりとしている間に 各種カード会社の先行やらTVでの先行やらが あって、でも全然取れなくて、ヒドいと情報すら 掴んでなかったりして、ちょっと甘く見てたなぁと 思いながら、最終的にぴあのリザー…

ドナインシタイン博士のひみつ学会

TRUE WEST

楽日。 今日行ってきます。 あらゆる評判をまったく観ないようにして 今日まで。 松岡さんと大野さんを観てきます。 - C18列28番。1階席最後列。 帰宅。 うーん。 何だろう。何なんだろう。 結局何がいいたい脚本だったのか残念ながら私には よく理解出来ま…

KKプロデュース公演#レンズ

……何だかこれまでになくアレな予感というか、 どうもすっきりしないのはやはり二次創作的なものを 想像してしまうからで。観てもいないうちから文句言うのも 失礼な話なんですが、どうなんだろう。『あの』小林さんが ご自身で一から考えたものではないとこ…

だめな人の前をメザシを持って移動中

6列13番。 毎年恒例のシティボーイズ公演。 私は多分ここ6年くらい観ています。去年の大阪楽が もう、ひどくてひどくてひどくて。ってまぁ1年も前の ことなんで色々曖昧なんですが。とにかく今年はまぁ 大きな失敗はなかったのでそれだけでまず良かったと…

KKプロデュース公演♯レンズ

……やっちゃうんですね。 百色眼鏡ですか。 天城ですか。 PAPERRUNNERの片桐さんコスプレでトキメキ でしたしね。アイドルで素敵でしたもんね。

小林賢太郎プロデュースPEPER RUNNER

芝居公演も第3弾ともなると、やる方も観る方も 慣れてきます。宛て書きの脚本、お約束のキャラ設定、 照れもなく正面から称えられる題材の職業。 これらを踏まえた上で鑑賞しないと期待外れだとか 拍子抜けしてしまうひともいるでしょう。 コント作家の小林…

TRUE WEST

取れた。あっさり。しかも電話。 東京じゃないからだろうなぁ。 NHKホールはシートが広くて座り心地良くて いいところです。駅からずーっと坂道じゃなかったら もっと良かったのに。とりあえず観てきます。 って、チケット今日は発券できないって。 明日朝9…

TRUE WEST

実はとっても観たいのです。明日発売。 でも病み上がりゆえ並べるかどうか。

HELP!熱っちい地球を冷ますんだっ。

……。 これも昨日の話題。とりあえず、各媒体に於ける娘。さん たちのエコに関する取り組みの中で、個人的に最もウケた のは、ミキティの炊飯器の保温を減らしています@スポニチ。 一食ずつにして凍らせようよ。笑。その方がおいしいよ。

観にいくもの。

ホテルビーナス シティボーイズ『だめな人の前をメザシを持って移動中』 小林賢太郎プロデュース『Paper Runner』 スネオヘアー シティボーイズは去年の公演が至上最高に最低、最悪の 出来で、でもそのどうしようもない状況でも笑ってしまった ので今年も行…

小林賢太郎プロデュース公演

漫画雑誌編集部を舞台にした作品だそうですね。 平田敦子さんがご出演されないことと、小林さんが 脚本と演出に専念されるということがどうなるのか。 近鉄劇場閉鎖に伴い、関西圏での公演がどうなるのか。 色んな意味で注目しています。