僕の歩く道
- あー。
- 何だろう。今日は意識して救いってのを強く描写していたのかなあと。
- 輝明さんが問われたことに沈黙するとき、その意図を汲んで返して、更に答えを待ったとして最終的なその言葉が果たして彼の心の全てを表しているのかといえばそうではない訳で。
- この余白部分の解釈が視聴者内でうまく消化(昇華)出来るか否かというのがこのドラマの評価の高低になっていくように思います。
- このドラマの面白いところは答えはひとつではなく、また絶対ではなく、決定でもないというところにあります。
- 観たひとによって受ける印象が違うということそのものに意味があるのです。
- やぁ、とても難しい話になってきました。恋愛ですか。結婚ですか。
- 執着やこだわりというものを深く分析していくと結局それは恋とか愛に近いものというかそのもののように思えます。
- しかしそれは誰かと分かち、育んでいくものであるとなると輝明さんには難しいですよね。
- ……難しいなあ。
- 都古が絡むと輝明さんは自発的な言葉を発するんですよね。以前の経験を元に新しいことを言う。
- むしろ発明に近いようなこの現象が都古に対してだけだとするなら、それはやっぱり恋とか愛なんでしょうかね。
- ときめきっていうよりは感動に近い感じだー。おー。
- 来週は厳しそうですね。